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カワサキ・ボーダレス・スポーツ・フェスタ Vol.2

カワサキ・ボーダレス・スポーツ・フェスタVol.2 2016/3/21(月・祝)宮前スポーツセンターにて開催!!
ボーダレス・スポーツ・プロジェクトの集大成として開催する「カワサキ・ボーダレス・スポーツ・フェスタ」
2回目の開催となる今回は、宮前スポーツセンターにて開催。
今回はお子さん達にいろいろな種目を体験してもらうことに主眼をおきました。
子ども達が様々な障がい者スポーツを体験し、選手と触れ合うことで、いろいろな障害があること、
障害を負ってもチャレンジできるスポーツが多数存在することなどを理解してくれたと思います。
開催にあたり、多大なるご協力をいただきました関係各所の皆様、ご参加いただいた選手の皆様、そして
会場へお越しいただいた皆様、体験プログラムにご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
イベント概要はこちらのページをご覧ください。



13:10~14:00 走り方教室
先日、国際100kmDuoで優勝した長距離のトップアスリート鎌田和明選手と短距離選手として川崎各地で
陸上教室を行っている大野祐司選手による走り方教室。
スポーツイベントとして準備運動も兼ね、運動会で使える走り方のテクニックを伝授してくれました。


14:00~14:30 ウィルチェアーラグビースペシャルマッチ
川崎・横浜を中心に活動するクラブチーム“横濱義塾”のメンバー6名と埼玉AXEの連合軍でのスペシャルマッチ。
日本代表メンバー山口・羽賀・峰島選手を中心にハイレベルな試合が展開されました。
最初は激しい当たりに圧倒されていた子ども達も、自然と応援する声が生まれ、観客席の皆さんも含め
大声援の中、大盛り上がりの試合となりました。


14:30~16:00 体験教室
●ホイールチェアーフットボール
ホイールチェアーフットボールジャパンの代表理事・糸賀氏のコーチングに加え、川崎市出身の
帝京大学、桜美林大学の現役選手、矢島選手と坂本選手がサポートし、楽しく展開。


●ウィルチェアーラグビー
試合で応援した選手が直接教えてくれたので、子ども達も興奮気味。
最初タックルを怖がる子もいましたが、選手やスタッフが優しくフォローしたので、全員が無事体験してくれました。
車椅子の乗り方もどんどんマスターし、上手にコースを走行できました。


●アンプティサッカー
FCアウボラーダ川崎の選手が講師となって直接指導。
「走る」「蹴る」という2つのテーマを、選手達のお手本を見て体験してもらいました。
道を譲ることの必要性や障害のある人とも一緒にスポーツ出来る楽しさ等を感じてもらえたと思います。


●自転車チャレンジ
BMXライダー佐々木慶治選手の演技の後、選手達も参加して「自転車ルール」クイズ大会。
信号や標識のある場所での正しい走り方+バランスの取れる乗り方教室を行いました。
参加してくれた子ども達に、神奈川県警発行の「チリリンカード」を配布。
また全員に自転車ルールBOOKを配布し、正しいルールをしっかり家族で確認してもらえるよう伝えました。


●防犯スポーツプロジェクト
トップアスリートである鎌田・大野選手だけでなく、柔道の小菅選手、神奈川県警防犯応援大使「世界事情」も参加。
陸上のテクニックですばやく逃げる方法と、柔道のふり払いの技術を学びました。
防犯の知識も学びつつ、ゲーム感覚で楽しめるプログラムで、子ども達はもちろん、保護者の皆さんにも興味深く
見ていただくことが出来ました。


ブース展開(区民サロン)
障害者スポーツ展示コーナー、自転車シュミレーターチャレンジ
自転車シュミレーターは、実際に自転車にまたがって、画面にあらわれるコースをルールを守り
正しく走行することを体験できるマシンです。
体験プログラムに参加出来なかった未就学児のお子さんも楽しく体験してもらうことが出来ました。


サイン会
体験プログラム終了後、参加してくれた選手の皆さんのサイン会を行いました。
子ども達だけでなく、観覧席から保護者の皆さんもフロアに降りていらして、
選手達とのふれあいの時間を楽しんでいただきました。


ボーダレス・チアーズ
今年度、当プロジェクトでは、川崎市内の学校やイベントでボランティアとして参加してきてくれたメンバーを中心に
「ボーダレス・チアーズ」を結成し、障がい者スポーツの用具のセッティングや防犯の知識、自転車のルールの学習などを
行ってきました。今回はそのメンバーが、様々な場で活躍をしてくれました。
大学生が多いチームですが、意識が高いメンバーも増えてきて、今後大きく発展していけるきっかけになったと思います。
この活動は、2016年度も継続して行っていきます。